Books 移動祝祭日について
“星に魅せられながら
その星々の及ばないところにいきたい”
名前、出身地、好きなもの…
人は自分と共通点があるものに
自然と親近感を持ってしまう生き物。
その共通点の一つとして
“星座”という観点から
本と出会うのはどうだろう?
というふとした思いつきから
この「Books 移動祝祭日」は始まりました。
私たちが普段
星占いなどで目にしている星座は
西洋占星術ではいわゆる
「太陽星座」とされていますが
実は太陽星座以外にも
月や水星、金星など…一人ひとり
色んな星座を持っています。
とは言うものの
やはりその人の太陽星座なくして
その人を語ることはできないだろうと
Books 移動祝祭日では
あくまでこの「太陽星座」をベースに
作者をカテゴライズしています。
実際に星座ごとに作者を並べてみると
作風や構成、話のテーマなどに
その星座らしさを感じることが多くありました。
ただ、こうして自分が生まれ持った
星の性質を日常的に感じ
魅了される一方で
そういったものから一切解放されてしまいたい
という願いも同時に
持ち合わせていることも事実でした。
“なに座でもないわたし”