三宅香帆 | 娘が母を殺すには?

2,420円(税込)

DETAIL

著者:三宅香帆
生年月日:1994年1月12日〈山羊座〉



「母」の呪いに、小説・漫画・ドラマ・映画等の
フィクションはどう向き合ってきたのか?
「母」との関係に悩むすべての「娘」たちに贈る、
渾身の文芸評論!

「毒母」「呪い」「母がしんどい」「母が重い」――
いまや社会現象となっている「母と娘の葛藤」は、
フィクション作品の中でも繰り返し描かれ
その解法が探られてきた。

本書では、注目の若手批評家・三宅香帆の視点をもとに
「母と娘の物語」を描いた作品を分析し
「母娘問題」のひとつの「解」――「母殺し」の
具体的方法を提示する。

「あまりに物騒なタイトルに、いささか驚いた人もいるかもしれないが、もちろん「母殺し」とは、物理的な殺人を意味するものではない。そうではなく、本書で主張したいのは、古来多くのフィクションが、息子の成熟の物語として「父殺し」を描いてきたように、娘もまた精神的な位相において「母殺し」をおこなう必要があるのではないか、ということだ。」――まえがきより

【本書で取り上げる作品一覧】
『イグアナの娘』『ポーの一族』『残酷な神が支配する』萩尾望都/『砂時計』芦原妃名子/『日出処の天子』山岸凉子/『イマジン』槇村さとる/『なんて素敵にジャパネスク』氷室冴子/『乳と卵』川上未映子/『爪と目』藤野可織/『吹上奇譚』『キッチン』『大川端奇譚』吉本ばなな/『銀の夜』角田光代/『凪のお暇』コナリミサト/『SPY×FAMILY』遠藤達哉/『Mother』『カルテット』『大豆田とわ子と三人の元夫』坂元裕二/『くるまの娘』宇佐見りん/『愛すべき娘たち』よしながふみ/『私ときどきレッサーパンダ』ドミー・シー/『娘について』キム・ヘジン/『肥満体恐怖症』『最愛の子ども』松浦理英子/『母という呪縛 娘という牢獄』齊藤彩



単行本:224ページ
出版社:PLANETS/第二次惑星開発委員会
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