横尾忠則 | 昨日、今日、明日、明後日、明々後日、弥の明後日

3,520円(税込)

DETAIL

著者:横尾忠則
生年月日:1936年6月27日〈蟹座〉



――88歳、横尾忠則、五年間の記録が生む“時間”の感触――

横尾忠則が綴った日々が、本になる。2019年12月から2024年12月までの5年間、彼が見たこと、感じたこと、考えたことが、瑞々しい感覚と独特の脱力感をもって記録された。そのタイトルも、「昨日、今日、明日、明後日、明々後日、弥の明後日」。まるで、時間がずっと続いていくことを肯定するような、どこかとぼけた響きをもった言葉が並ぶ。

日記という形式は、時に内省的で、時に奔放で、書く者のそのままの姿を映し出す。横尾忠則の日記もまた、そうした飾り気のない日々の断片の積み重ねだが、そこには彼ならではの“軽さ”がある。それは、年齢を重ねることによる重厚さとは真逆の、肩の力の抜けた自由な視線。88歳になってなお、彼の言葉は老成することなく、むしろ軽やかに時間の中を泳いでいく。

芸術、日常、健康、夢、死――ありふれたことから深遠なことまでが、思いつくままに記されている。しかし、それらは決して深刻ではなく、どこかゆるやかで、気負いのないものばかりだ。「まあ、そんなこともあるよね」とでも言うような、あるいは「それが人生ってもんじゃない?」と肩をすくめるような、そんな空気が漂う。この日記を読んでいると、時間の流れに逆らわず、ただ“いま”を生きることの心地よさが伝わってくる。

私たちは、未来に急ぎすぎているのかもしれない。何かを成し遂げなければ、何かを証明しなければと、つい肩に力が入ってしまう。けれども、横尾忠則の言葉に触れると、その焦燥感がふっと和らぐ。昨日があり、今日があり、明日がある。そしてその先に、明後日や明々後日、弥の明後日がある。ただそれだけで、時間は流れ続けていく。

この本は、読者に“生き急がなくていい”という安心感をくれる。力を抜いて、流れに身を任せても大丈夫なのだと、横尾忠則のまなざしがそっと教えてくれる。今、この瞬間を生きることの豊かさを、ただ静かに、けれども確かに感じさせてくれる一冊である。

※レターパックプラスでの発送となるため、こちらは送料650円になります。



単行本:568ページ
出版社:実業之日本社
新 品

ショッピングガイド

SHIPPING 配送・送料について

日本郵便
送料:全国一律370円
(本の大きさや厚さにあわせて、クリックポスト/レターパック/ゆうパック(※)を当ショップにて選定いたします。※レターパックプラス(650円)、ゆうパック(料金は商品による)になるものは商品ページに記載いたします。)

RETURN 返品について

不良品
商品到着後速やかにご連絡ください。商品に欠陥がある場合を除き、返品には応じかねますのでご了承ください。
返品期限
商品到着後、3日以内にご連絡ください。
返品送料
・原則として、注文後のキャンセルおよび返品交換はお受けできません。
・記載情報と明らかに違った場合は、商品到着後速やかにご連絡ください。
・商品に欠陥がある場合を除き、返品には応じかねますのでご了承ください。
・不良品・誤送に該当する場合のみ、弊店負担とさせていただきます。

PAYMENT お支払いについて

クレジットカード
VISA/MASTER/DINERS/JCB/AMEXをご利用になれます。

※お引き落としに関するお問い合わせは各カード会社様にご確認ください。
Amazon Pay
Amazonのアカウントに登録された配送先や支払い方法を利用して決済できます。